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はいく [八丈島について]

 

寒雷や

 

びりりびりりと

 

真夜の玻璃

 

 

 

・・・・・

 

昨晩、真夜中に雷が鳴りました。

 

都心のゲリラ豪雨が取りざたされてますが、八丈島の雷は都心のそれと比べると、スケールが違います。

 

まず、雷の音がかなり遠くの方から地鳴りのように響いてきます。

 

もちろんビルなんてありませんから、海の遥か向こうから「やってくる」という感じなのです。

 

何というか、この感覚は島ならでは、です。

 

ゲリラ豪雨のように突然襲ってくるのも怖いですけど、低いうなり声を上げながらじわじわと近付いてくるのも結構恐怖です。

 

雷がいよいよ近くに近づいてくると、また恐ろしい状況になります。

 

閃光が走った後、ちょっと間をおいて凄まじい音と地響きが10秒くらい鳴り続けるのです。

 

島全体が、雷に引っ掴まれてビリビリ揺らされているような感覚。

 

 

雨も降らず、そんな状態がしばらく続くのです!

 

 

こえぇ。

 

 

布団の中でジッと聞いていると、冒頭の句が頭に浮かんできました。

 

雷鳴に家全体がびりりびりりと鳴く状況が、記憶をよみがえらせたようです。

 

 

誰の句だったかも思い出せませんが。。。

 

 

島の雷は、まるで神様のようです。

 

 

静かで、長く、おごそかな・・・・

 

 


タグ:俳句 雷
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